ダンドーダン（1985年生、母センジユサクラ）

ダンドーダン（1985年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のスイセイガバナー（当時11歳）と交配したセンジユサクラが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は船越伸也。戦績は、中央平地21戦1勝、地方17戦2勝。主な勝ち鞍は1987年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

宮沢今朝太郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

9月12日、デビュー戦は上田悟騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田悟騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1700m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で上田悟騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた4戦目は、横田吉光騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で横田吉光騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

12月19日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横田吉光騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のスーパーインパクトをハナ差振り切って初白星を挙げた。

3歳（1988年）

1月6日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上300万下（中山ダート1800m 晴/不良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で横田吉光騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上300万下（中山ダート1200m 曇/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で横田吉光騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた10戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1400m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1600m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1400m 曇/重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1600m 晴/不良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1400m 曇/重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、4着に入り込んだ。

4月24日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上300万下（新潟ダート1700m 曇/稍重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

11月27日、約7か月の休養明けで迎えた16戦目は、津曲浩二騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津曲浩二騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

4歳（1989年）

1月5日、中2週で迎えた18戦目は、堀井雅広騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上300万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀井雅広騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀井雅広騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で堀井雅広騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月15日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた22戦目は、平松豊基騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた23戦目は、アラ系一般B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松豊基騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月19日、中4週で迎えた24戦目は、アラ系一般B1 B2（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平松豊基騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系一般B1 B2（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平松豊基騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般B2 C1（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平松豊基騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた27戦目は、アラ系一般B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で平松豊基騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた28戦目は、アラ系一般B2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平松豊基騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で平松豊基騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1990年）

1月24日、中5週で迎えた30戦目は、アラ系一般B2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で平松豊基騎手（8戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月3日、中0週で迎えた31戦目は、アラ系一般B2（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で平松豊基騎手（9戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた32戦目は、アラ系一般B2 C1（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で平松豊基騎手（10戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系一般B2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で平松豊基騎手（11戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月14日、中4週で迎えた34戦目は、アラ系一般C1（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で平松豊基騎手（12戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のカルチヤーロイヤルに1馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

5月3日、中2週で迎えた35戦目は、アラ系一般B2 C1（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で平松豊基騎手（13戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月14日、約6か月半の休養明けで迎えた36戦目は、アラ系一般C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で平松豊基騎手（14戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系一般C2（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で平松豊基騎手（15戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系一般C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で平松豊基騎手（16戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のバイホールに3/4馬身の差をつけて3勝目を奪取した。