イガノハイレディー（2006年生、母ユーコーハイレディ）

イガノハイレディー（2006年5月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時12歳）と交配したユーコーハイレディが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は谷山和喜。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、地方15戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷山和喜から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

10月26日、デビュー戦は宗像徹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は396kg。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた2戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のバーレーン賞（東京芝2000m 雨/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って15着に終わった。

3歳（2009年）

1月11日、中4週で迎えた4戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

3月8日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

4月5日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

5月23日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

5月30日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京芝2300m 曇/不良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（3戦0勝）。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

8月9日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（4戦0勝）。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月6日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（5戦0勝）。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったイフリータにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

9月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（6戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月27日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、柊特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

12月7日、中0週で迎えた13戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた14戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦の一般C2（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。

4歳（2010年）

1月6日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の花のまち鴻巣賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

2月12日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2六（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた18戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた19戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2九（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた22戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

5歳（2011年）

3月8日、約10か月の休養明けで迎えた23戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

4月19日、中5週で迎えた24戦目は、一般C3八九（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた25戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九（大井ダート1200m 雨/良）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。