レッドラウディー（2011年生、母スタイルリスティック）

レッドラウディー（2011年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋荒ぶる者。ライバルたちを蹴散らす豪快な走りを」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時13歳）と交配したスタイルリスティックが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝2着2回、地方10戦1勝。主な勝ち鞍は2015年の節分特別(一般B2)。

経歴

デビュー前

東京サラブレッドクラブにて総額3,200万円（8万×400口）で一口馬主が募集された。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

6月8日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。18頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したマイネルギャルソンを差し切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月24日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したネオヴァロンを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月15日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、5着に終わった。

3歳（2014年）

12月2日、約11か月半の休養明けで迎えた4戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、ヤツデ賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月11日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、十六銀行Smile杯（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

4歳（2015年）

1月2日、中2週で迎えた6戦目は、松竹梅特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

1月26日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、節分特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のディアリヴァルに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月9日、中1週で迎えた8戦目は、こいぬ座特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた9戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、如月特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた10戦目は、春暖特別（名古屋ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

4月7日、中3週で迎えた11戦目は、卯月特別（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた12戦目は、春がすみ特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた13戦目は、AGI名古屋城カップ（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。