エクセルレディ（1984年生、母バラシア）

Excel Lady

1984.05.06

エクセルレディ（1984年5月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリイフオー（当時9歳）と交配したバラシアが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は新冠林牧場。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は1986年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

池江泰郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

10月12日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は478kg。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のインターワカシオに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳400万下のかえで賞（京都芝1400m 外回り 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

3歳（1987年）

5月9日、約6か月の休み明けで迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳400万下（京都ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

6月14日、中4週で迎えた5戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は田島信行騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。