アルブネア（2007年生、母ブルティナ）

アルブネア（2007年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「予言力を持ったアポロンの巫女のひとり」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時14歳）と交配したブルティナが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方26戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

4歳のとき、社台ファームから「冬季ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、岡田スタッドによって157.5万円で落札された。

社台サラブレッドクラブにて総額1,800万円（45万×40口）で一口馬主が募集された。

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

3月14日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、4着に入った。

5月15日、中8週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったプリンシプルレディにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

5月29日、中1週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

6月26日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず最後はシーラブズテーラーと並んで10着同着となった。

8月14日、中6週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/重）に出走。18頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

4歳（2011年）

5月6日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B8（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた8戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、マイネルラディウスに交わされて4馬身差の2着となった。

6月1日、中1週で迎えた9戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、こぐま座特別（名古屋ダート800m 雨/重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた10戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

6月24日、連闘で迎えた11戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた12戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、オタカラムスメに3/4馬身交わされて2着となった。

7月29日、連闘で迎えた13戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

8月12日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、伊藤雅利さん還暦祝い記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた15戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ホウライエンパイヤに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

9月16日、中1週で迎えた16戦目は、祝!まっちょとパヤシの結婚記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で丸野勝虎騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

10月10日、中0週で迎えた18戦目は、祝!ひなちゃん誕生記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で丸野勝虎騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

11月4日、中3週で迎えた19戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で丸野勝虎騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた20戦目は、新生・中京競馬場☆あと3か月（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で丸野勝虎騎手（11戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C6（名古屋ダート800m 小雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で丸野勝虎騎手（12戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた22戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で丸野勝虎騎手（13戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた23戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C6（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた24戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

5歳（2012年）

1月6日、中1週で迎えた25戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた26戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた27戦目は、一般C10（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で友森翔太郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

2月2日、連闘で迎えた28戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で友森翔太郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた29戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で友森翔太郎騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた30戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で友森翔太郎騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた31戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で友森翔太郎騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた32戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で友森翔太郎騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。