ウインエフォート（2011年生、母レインボーシックス）

ウインエフォート（2011年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋努力。努力の先には必ず結果が待っていると信じて」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時12歳）と交配したレインボーシックスが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）青南ムラカミファーム。戦績は、中央平地7戦1勝、地方24戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、青南ムラカミファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって315万円で落札された。

ウインレーシングクラブにて総額1,200万円（3万×400口）で一口馬主が募集された。

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

10月6日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた2戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 雨/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のブレイクアウトに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月7日、中6週で迎えた3戦目は、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのクリスマスローズステークス（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

3歳（2014年）

3月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた6戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

8月2日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤工真騎手（1戦1勝）。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。17着に終わった。

9月10日、中5週で迎えた8戦目は、アンタレス特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

4歳（2015年）

11月11日、約14か月の休み明けで迎えた9戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた10戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた11戦目は、ラピッド賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

5歳（2016年）

1月4日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

1月29日、中3週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C10（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた14戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C9（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のデルマヨッチャンに2馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

3月4日、中1週で迎えた16戦目は、沈丁花特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山真一騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで止まることなく走り抜いたが、マイネルシュムックに交わされて3馬身差の2着となった。

4月3日、中1週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた18戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、モーニングカフェに交わされて2馬身差の2着となった。

4月12日、連闘で迎えた19戦目は、加賀温泉郷マラソン特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

4月26日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、一般C2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に敗れた。

5月3日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、トーアムーンリバーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月15日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1-8（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

5月24日、連闘で迎えた23戦目は、熊本地震被災復興祈念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で葛山晃平騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で葛山晃平騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

7月3日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた25戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

7月31日、連闘で迎えた27戦目は、西田弘生誕記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた28戦目は、松戸政也騎手の応援記念2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で栗原大河騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2-4（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた30戦目は、新潟県畜産協会長賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（8戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。