ベッラフロー（2020年生、母ナリタカサブランカ）

ベッラフロー（2020年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「美しい花(西)」。毛色は鹿毛。種牡馬のビッグアーサー（当時9歳）と交配したナリタカサブランカが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は広富牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、地方28戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、広富牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、広富牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、田畑利彦によって495万円で落札された。

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

6月25日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は444kg。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に敗れた。

9月4日、中7週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黛弘人騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

9月24日、中2週で迎えた4戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/不良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、伸びてきたショッキングブルー決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

3歳（2023年）

2月11日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

5月21日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入った。

6月17日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた9戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

7月16日、連闘で迎えた10戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

8月26日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

10月20日、中7週で迎えた12戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1500m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた13戦目は、田澤茉純生誕記念（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた14戦目は、御礼!靖志さんお疲れ様でした（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた15戦目は、絶対的ヒーロー生誕記念2023（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた16戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、朝倉りかバースデー記念（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

12月25日、中0週で迎えた17戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

4歳（2024年）

1月5日、中1週で迎えた18戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般C12（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた20戦目は、でん同士協賛儒烏風亭らでん杯（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた21戦目は、祝!伊佐純一生誕41年記念（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤利征騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般C14（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤利征騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた23戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた24戦目は、有賀記念（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は加藤利征騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた25戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた26戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた27戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤利征騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた28戦目は、一般C15（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は室陽一朗騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

6月12日、中1週で迎えた29戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた30戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着を確保した。

7月10日、中1週で迎えた31戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は室陽一朗騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた32戦目は、名古屋モーニングフィーバー11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた33戦目は、一般C12（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、トップガンに交わされて1馬身差の2着となった。

8月21日、中1週で迎えた34戦目は、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

9月4日、中1週で迎えた35戦目は、名古屋モーニングフィーバー28（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（9戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

9月18日、中1週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた36戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、段戸川特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

10月3日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた37戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（10戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた38戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は大畑慧悟騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた39戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（11戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。