タヤストウショウ（1998年生、母ウイステリアコート）

タヤストウショウ（1998年4月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時6歳）と交配したウイステリアコートが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）田原橋本牧場。戦績は、地方18戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田原橋本牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

佐藤英一厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2000年）

8月15日、デビュー戦は千場俊彦騎手を鞍上に据えて、3歳B2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。馬体重は425kg。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた2戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（上山ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた3戦目は、3歳A3（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、鈴木勝騎手を鞍上に迎えて、3歳A3（上山ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスキットオペラからハナ差の2着に甘んじた。

10月15日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた5戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（上山ダート1500m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月14日、中3週で迎えた6戦目は、3歳A3（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた7戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A2（上山ダート1500m 雪/稍重）に出走。鞍上は鈴木勝騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（2001年）

4月22日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳A3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木勝騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A3（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木勝騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

5月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳A3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木勝騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた12戦目は、3歳A3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木勝騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のトモノマルゼンに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A2（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木勝騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月31日、中5週で迎えた14戦目は、3歳A2（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木勝騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月10日、中5週で迎えた15戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナイキチケットを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

9月24日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り最後はダイニテンランと並んで4着同着となった。

10月18日、中2週で迎えた17戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に敗れた。

4歳（2002年）

4月7日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。