クラウンジューン（2012年生、母チャップ）

クラウンジューン（2012年6月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋６月。本馬が６月生まれなので」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤジャパン（当時10歳）と交配したチャップが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）クラウン。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、中央障害1戦0勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

1月17日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンマルスカイに交わされて1馬身半差の2着となった。

2月8日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のポントスをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

6月6日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい17着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた4戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

10月17日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

4歳（2016年）

1月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2017年）

1月15日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

3月2日、中6週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、マーチスター賞（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

9月30日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。