ワンダーウーマン（2022年生、母デザートフラワー）

Wonder Woman

2022.03.19

ワンダーウーマン（2022年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のナムラタイタン（当時16歳）と交配したデザートフラワーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は曾我 博。2025年のフロイラインスプリント(牝)に勝利した他、2024年のウィナーズチャレンジ6を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

石本孝博厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2024年）

6月20日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったエスカティアに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

8月28日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて、最後は2着のオーイクモヨに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月18日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ6（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエイシンナデシコを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

10月3日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのネクストスター門別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（3戦2勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

3歳（2025年）

4月16日、約5か月半の休養明けで迎えた7戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の夏端月特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトレヴェナに5馬身の差をつけて休養明け初戦を物にした。

5月15日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定3歳オープンのフロイラインスプリント（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮内勇樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトレヴェナに7馬身の差をつけて1番人気に応えた。

7月10日、中7週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、3歳オープンの星雲賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮内勇樹騎手（2戦2勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ミラクルヴォイスに交わされて4馬身差の2着に敗れた。

8月14日、中4週で迎えた10戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳Jpn3の北海道スプリントカップ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

9月24日、中5週で迎えた11戦目は、ウポポイオータムスプリント（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（4戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定オープンのグランシャリオクイーンズ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮内勇樹騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に敗れた。

デビュー前

石本孝博厩舎（北海道）へ入厩。

11月3日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、来年は金沢と門別に喝采を特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は526kg。9頭立ての大外9番ゲートからスタート。競走除外となった。