サチノスコルピオン（1996年生、母タカラカイカ）

サチノスコルピオン（1996年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のヒロタケスター（当時13歳）と交配したタカラカイカが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）松平牧場。戦績は、地方52戦3勝2着8回。主な勝ち鞍は1998年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松平牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

飯干秀人厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1998年）

6月23日、デビュー戦は安藤光彰騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は472kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

8月29日、中5週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のシボレーライデンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月18日、中2週で迎えた4戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた5戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのジュニアグローリ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた7戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた8戦目は、山崎真輝騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

3歳（1999年）

4月5日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた11戦目は、松下裕樹騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

7月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンダイバーをクビ差制して2勝目を手中に収めた。

7月19日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般A10（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般A10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキワノユミヤから1馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般A7（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般A9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた17戦目は、アラ系一般A9（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般A10（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で倉地学騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノフェイスに5馬身の差をつけて3勝目をマークした。

10月5日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般A10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉地学騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイウンキクカからアタマ差の2着に甘んじた。

10月20日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般A9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で倉地学騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた21戦目は、アラ系一般A9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で倉地学騎手（9戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドヒットからクビ差の2着に甘んじた。

11月30日、中4週で迎えた22戦目は、アラ系一般A8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で倉地学騎手（10戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシケンコトブキから半馬身差の2着に敗北した。

12月7日、連闘で迎えた23戦目は、アラ系一般A8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で倉地学騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般A7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で倉地学騎手（12戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

4歳（2000年）

1月2日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般A8（中京(地)ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で倉地学騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月18日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月1日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた27戦目は、アラ系一般A8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（14戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般A7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（15戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

3月20日、中4週で迎えた29戦目は、アラ系一般A7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（16戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月29日、連闘で迎えた30戦目は、アラ系一般A7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（17戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般A8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（18戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月20日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、アラ系一般A6（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（19戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタツシゲベルテーンから4馬身差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系一般A6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉地学騎手（20戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイウンビックからアタマ差の2着に甘んじた。

5月11日、連闘で迎えた34戦目は、アラ系一般A6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉地学騎手（21戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系一般A7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で倉地学騎手（22戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月14日、中2週で迎えた36戦目は、アラ系一般A7（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で倉地学騎手（23戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系一般A6（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で倉地学騎手（24戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた38戦目は、アラ系一般A7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で倉地学騎手（25戦2勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月11日、中4週で迎えた39戦目は、アラ系一般A5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で倉地学騎手（26戦2勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた40戦目は、アラ系一般A6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で倉地学騎手（27戦2勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた41戦目は、アラ系一般A6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で倉地学騎手（28戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた42戦目は、アラ系一般A6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で倉地学騎手（29戦2勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月23日、中4週で迎えた43戦目は、石井幸男騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた44戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石井幸男騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月12日、連闘で迎えた45戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井幸男騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた46戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったモルガンから半馬身差の2着となった。

12月9日、中2週で迎えた47戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサルタンステイードから2馬身半差の2着となった。

12月31日、中2週で迎えた48戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2001年）

1月14日、中1週で迎えた49戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた50戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた51戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた52戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。