カバティーナ（1992年生、母チヤーミングアイ）

経歴

デビュー前

3歳（1995年）

3月5日、デビュー戦は沢昭典騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のヨウコウに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3月25日、中2週で迎えた2戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

4月9日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で沢昭典騎手（3戦1勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着を確保した。

5月28日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢昭典騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。0着に終わった。

6月18日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の小樽特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエーコーワイズを豪脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて優勝

7月9日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の摩周湖特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下のアカシヤステークス（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のヤマニンチアフルに3馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

8月13日、中1週で迎えた9戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのマリーンステークス（函館芝1200m 晴/良）に48kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた10戦目は、ハンデ戦でオープンのUHB杯（函館芝1800m 曇/良）に48kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

4歳（1996年）

8月25日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上900万下の行川特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

9月15日、中2週で迎えた12戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の洞爺湖特別（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の神奈川新聞杯（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は的場均騎手（3戦2勝）。12頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

10月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、4歳以上900万下の平ヶ岳特別（新潟芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は沢昭典騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

11月16日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた15戦目は、4歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（4戦2勝）。17頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下の美浦特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

12月22日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下のハッピーエンドカップ（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（8戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、5着に終わった。

5歳（1997年）

1月12日、中2週で迎えた18戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

1月26日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は的場均騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた20戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の青梅特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（9戦1勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上900万下の両国特別（中山芝1200m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（10戦1勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のエストレヤを3/4馬身振り切って久方ぶりに美酒を浴びた。

4月6日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の船橋ステークス（中山芝1600m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（11戦2勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の府中ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢昭典騎手（12戦2勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のユーワケリガンをクビ差振り切って5勝目を獲得した。

12月20日、約8か月の休み明けで迎えた25戦目は、4歳以上1600万下のアクアラインステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢昭典騎手（13戦3勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

6歳（1998年）

1月17日、中3週で迎えた26戦目は、5歳以上1600万下の初春ステークス（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で沢昭典騎手（14戦3勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。