エリモシシオー（2007年生、母レインボウスズラン）

エリモシシオー（2007年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋獅子＋王。獅子のように力強い活躍を願う」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスフライト（当時10歳）と交配したレインボウスズランが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大島牧場。戦績は、中央平地6戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、大島牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場され、エクセルレーシングによって1,050万円で落札された。

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

11月22日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は490kg。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

3歳（2010年）

3月21日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で渡辺薫彦騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺薫彦騎手（5戦0勝）。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。