ラインパシオン（2022年生、母イナズマアマリリス）

Rhein Pasion

2022.03.05

ラインパシオン（2022年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+情熱(西)」。毛色は鹿毛。種牡馬のシルバーステート（当時9歳）と交配したイナズマアマリリスが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は小泉牧場。主な勝ち鞍は2024年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

6月29日、デビュー戦は大江原比呂騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は398kg。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るデルタウェーブを圧倒的な末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

7月13日、中1週で迎えた2戦目は、2歳G3の函館2歳ステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大江原比呂騎手（1戦1勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はバテてしまい13着に終わった。

10月31日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

12月7日、中4週で迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスの黒松賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

3歳（2025年）

1月25日、中6週で迎えた5戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの萌黄賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた6戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

4月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの雪うさぎ賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた8戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのはやぶさ賞（新潟芝1000m 小雨/良）に出走。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月26日、中8週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラスの閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた10戦目は、佐藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。6着に入り込んだ。

10月18日、中7週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤翔馬騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。17着に終わった。

11月22日、中4週で迎えた12戦目は、舟山瑠泉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。