ダービーフロイド（1984年生、母ハイパーク）

ダービーフロイド（1984年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のピンクフロイド（当時13歳）と交配したハイパークが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤原君子。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は1987年のアラ系4歳未勝利。

経歴

デビュー前

大久保房松厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

11月29日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

3歳（1987年）

1月11日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のマイスターライトをハナ差振り切って初白星を挙げた。

1月31日、連闘で迎えた5戦目は、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1400m 曇/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で的場均騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1600m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で的場均騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳以上300万下（中山ダート1200m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で的場均騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。