ネオプラネット（2004年生、母シマノシンシア）

ネオプラネット（2004年6月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「新しい惑星」。毛色は芦毛。種牡馬のディアブロ（当時17歳）と交配したシマノシンシアが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）チャンピオンズファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方38戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の名古屋チャレンジカップパパイヤ賞。

経歴

デビュー前

笹倉武久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

8月6日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はバテてしまい12着に終わった。

10月8日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

12月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では末脚に勢いがなく18着に終わった。

3歳（2007年）

2月2日、中5週で迎えた5戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイアイサクセスに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月8日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホウライヤンチャに7馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタイショウロマンに6馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

3月6日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップレーズン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したプリモタイムを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のワイルドゲスを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

4月18日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップパパイヤ賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（5戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のスズカカリズマをハナ差振り切って5勝目を奪取した。

5月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉地学騎手（6戦5勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

4歳（2008年）

3月5日、約10か月の休み明けで迎えた12戦目は、一般C19（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉地学騎手（7戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマンリョウフラワーを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で倉地学騎手（8戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

3月26日、連闘で迎えた14戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で倉地学騎手（9戦6勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

4月9日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月17日、連闘で迎えた16戦目は、一般C11（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた18戦目は、一般C15（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（10戦6勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したエプソムチャームにアタマ差届かず2着に惜敗した。

5月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（11戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

6月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（12戦6勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

6月18日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた21戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったマンリョウフラワーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月27日、連闘で迎えた22戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた23戦目は、笹木美典騎手を鞍上に迎えて、JA平取町ニシパの恋人特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた24戦目は、スパイキュール賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹木美典騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた25戦目は、サッポロ麦とホップ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹木美典騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた26戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、ケフェウス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月9日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた27戦目は、レチクル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月18日、連闘で迎えた28戦目は、ペガスス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた29戦目は、元浦川特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林靖幸騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月2日、連闘で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、ベラトリクス特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で小林靖幸騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた31戦目は、アルニタク特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で小林靖幸騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた32戦目は、バブルガムフェロー賞（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小林靖幸騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた33戦目は、門別温泉とねっこの湯特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小林靖幸騎手（7戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた34戦目は、日高軽種馬農業協同組合特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林靖幸騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた35戦目は、日高町建設協会特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小林靖幸騎手（9戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

11月13日、連闘で迎えた36戦目は、アサクサデンエン賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小林靖幸騎手（10戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた37戦目は、北海道えぞ松特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で小林靖幸騎手（11戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

12月17日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた38戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

12月30日、中1週で迎えた39戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、フェアウェル特設（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったソシアルセンプーから半馬身差の2着に敗れた。

5歳（2009年）

1月20日、中2週で迎えた40戦目は、一般C3 4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた41戦目は、ハプニン具記念（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた42戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。