シーガーディアン（2006年生、母ディプロマティスト）

シーガーディアン（2006年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「海の守り神」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時7歳）と交配したディプロマティストが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）庄野牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方43戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2010年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、庄野牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、庄野牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」と「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

庄野靖志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

12月7日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

3歳（2009年）

8月23日、約8か月半の休養明けで迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

10月8日、中3週で迎えた4戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた5戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた7戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4歳（2010年）

1月2日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したハイドライドに半馬身届かず2着に敗北した。

1月28日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月9日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

3月16日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入った。

4月6日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったレイトンキングに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったロッチドリーマーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月1日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミスターイエモトに8馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月22日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた20戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、ききょう賞（園田ダート1700m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた21戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

9月2日、中4週で迎えた22戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は板野央騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた24戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C9（福山ダート1130m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマイチボムから1馬身差の2着に敗北した。

11月6日、中2週で迎えた25戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、福山地方卸売市場賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月14日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、一般C7（福山ダート1130m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒川知弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のユニオンジャックをクビ差制して順当に勝利した。

11月27日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた27戦目は、一般C8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒川知弘騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のテオーリアに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

12月11日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた28戦目は、一般C6（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で黒川知弘騎手（3戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月19日、連闘で迎えた29戦目は、福山・高知連携中岡慎太郎シリーズ二戦（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で黒川知弘騎手（4戦2勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2011年）

1月2日、中1週で迎えた30戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月20日、中6週で迎えた31戦目は、一般C5（福山ダート1130m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた32戦目は、一般C4（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカコマンダーに3/4馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

3月28日、連闘で迎えた33戦目は、一般C7ロ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で周藤直樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた34戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で周藤直樹騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた35戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で周藤直樹騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月23日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で周藤直樹騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた37戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で周藤直樹騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月23日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、福山・高知連携いろは丸シリーズ九戦（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で周藤直樹騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で周藤直樹騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた40戦目は、一般C1三（福山ダート1130m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で周藤直樹騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月26日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた41戦目は、福山・高知連携円福寺シリーズ六戦（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で周藤直樹騎手（12戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月2日、連闘で迎えた42戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で周藤直樹騎手（13戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月17日、中1週で迎えた43戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、めざせレコード稲妻チャレンジ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月25日、連闘で迎えた44戦目は、五色ホースクラブ杯（福山ダート1130m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた45戦目は、福山・高知連携対潮楼シリーズ三戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた46戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村卓弥騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。