キングズキャニオン（2013年生、母スリーキュート）

キングズキャニオン（2013年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「米国にある国立公園名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時14歳）と交配したスリーキュートが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2016年の梅見月賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三石ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、石川幸司によって518.4万円で落札された。

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

1月16日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

2月24日、中5週で迎えた2戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の梅見月賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマイネルインディゴを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

4月23日、中7週で迎えた3戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で義英真騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で義英真騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。