カネヤマダイリン（1998年生、母カネヤマロマン）

カネヤマダイリン（1998年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のホマレショウハイ（当時6歳）と交配したカネヤマロマンが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際牧場。戦績は、地方32戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年のアラ系3歳F3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山際牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって420万円で落札された。

斉藤裕厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2000年）

11月21日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート820m 曇/重）に出走。馬体重は467kg。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳F6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトキメキヒリュウに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月20日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳F3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトーエイキララに1馬身3/4の差をつけて制した。

3歳（2001年）

1月17日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤木高太郎騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月26日、連闘で迎えた5戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で赤木高太郎騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた6戦目は、松浦高宏騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月7日、中3週で迎えた7戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳F1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた8戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福姫交流（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月13日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた9戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた10戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミスタートヨタケにアタマ差交わされて2着となった。

12月10日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナイスヴイに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月23日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で蔵重浩一郎騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた15戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

2月4日、中3週で迎えた16戦目は、鋤田誠二騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマネメイキングをクビ差制して4勝目をゲットした。

2月23日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鋤田誠二騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鋤田誠二騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月28日、中5週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鋤田誠二騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた20戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鋤田誠二騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月25日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鋤田誠二騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鋤田誠二騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で鋤田誠二騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のムーンリードに3/4馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

7月14日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で鋤田誠二騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鋤田誠二騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤカゼユキヤに半馬身の差をつけて優勝

8月14日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で鋤田誠二騎手（10戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったユーシュンライデンから3馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた27戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で鋤田誠二騎手（11戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた28戦目は、柳井宏之騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は鋤田誠二騎手（12戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったコニカレディースから2馬身差の2着となった。

12月22日、中9週で迎えた30戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鋤田誠二騎手（13戦3勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2003年）

1月4日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鋤田誠二騎手（14戦3勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月8日、中4週で迎えた32戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は柳井宏之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。