スエヒログリーナ（2005年生、母グリーングッズ）

スエヒログリーナ（2005年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のスエヒロコマンダー（当時10歳）と交配したグリーングッズが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ヒノデファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方38戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

4月26日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は504kg。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

6月21日、中7週で迎えた2戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

8月23日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

4歳（2009年）

3月10日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D8二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったアンクルスマッシュに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月3日、中2週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のダイワダイナミックに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月21日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のライジンハーバーに4馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

5月6日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（3戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカズサスマートに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月20日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小谷周平騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のエグザルトを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

6月10日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で小谷周平騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のフェスティブドンをアタマ差振り切って怒涛の5連勝を決めた。

7月1日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で小谷周平騎手（6戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、ウィッシュイズワンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月15日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小谷周平騎手（7戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したトキニワパンチにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月30日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小谷周平騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ファイナルヘヴンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小谷周平騎手（9戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月10日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小谷周平騎手（10戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5歳（2010年）

5月3日、約8か月の休み明けで迎えた17戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

6月24日、中6週で迎えた18戦目は、兵庫の特産品特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（11戦5勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた20戦目は、夕刊フジ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（12戦5勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（13戦5勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた22戦目は、ポン太青果燃えるトマトカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（14戦5勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた23戦目は、兵庫の特産品特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小谷周平騎手（15戦5勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた24戦目は、楽天競馬賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小谷周平騎手（16戦5勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた25戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、きんもくせい賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったキューティガビーに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本幸祐騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた28戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、胆振軽種馬農業協同組合特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったオリヒメチャームに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

12月7日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（17戦5勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では稲妻のようなを披露し、3着に入った。

12月28日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（18戦5勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

6歳（2011年）

1月13日、中1週で迎えた31戦目は、難波場外〈毎週水・木〉発売記念（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（19戦5勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた32戦目は、白鶴まるカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

2月8日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（20戦5勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（21戦5勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた36戦目は、有馬温泉兵衛向陽閣特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた37戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（22戦5勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4月26日、中1週で迎えた38戦目は、黄桜かっぱ特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（23戦5勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた39戦目は、リフレッシュパーク市川特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

6月21日、中5週で迎えた40戦目は、真心の酒・香住鶴杯（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は小谷周平騎手（24戦5勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた41戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（25戦5勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた42戦目は、あさがお賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（26戦5勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

9月7日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた43戦目は、つゆくさ賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（27戦5勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。