イヤーズショーター（1994年生、母ダイナリポーター）

イヤーズショーター（1994年5月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のミルジヨージ（当時19歳）と交配したダイナリポーターが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ケイアイファーム。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、地方19戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の海王星特別(一般C1二)。

経歴

デビュー前

福永二三雄厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1997年）

4月10日、デビュー戦は堀千亜樹騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のアヅマリンリンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月18日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキーエンドから6馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のトレジャージョージをクビ差制して2勝目をつかんだ。

7月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のシャクナゲ特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアイダンスボーイに2馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

8月28日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の月見草特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀千亜樹騎手（6戦3勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のスパーキングレディーカップ（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で堀千亜樹騎手（7戦3勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞のゴールデンティアラ賞（大井ダート2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で堀千亜樹騎手（8戦3勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月19日、中4週で迎えた10戦目は、C1 C2（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で堀千亜樹騎手（9戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグローリタイアンから3馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中5週で迎えた11戦目は、ファイナルドリーム賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で堀千亜樹騎手（10戦3勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

4歳（1998年）

2月6日、中4週で迎えた12戦目は、品川区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で堀千亜樹騎手（11戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた13戦目は、市村誠騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンドダスト賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C1（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（12戦3勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

4月17日、中4週で迎えた15戦目は、豊島区特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（13戦3勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

5月17日、中3週で迎えた16戦目は、板橋区特別（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（14戦3勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定のハンデ戦のおとめ座特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（15戦3勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた18戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、海王星特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のファミリーダンランをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

5歳（1999年）

5月1日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤年毅騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったホッコーシャープに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月30日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐藤年毅騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた22戦目は、’99フェイスフルレイン特別（1）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤年毅騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。