インコンパラブル（2015年生、母サルサドゥーラ）

Incomparable

2015.05.07

インコンパラブル（2015年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時18歳）と交配したサルサドゥーラが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2017年のカトレアデビュー。

経歴

デビュー前

佐藤裕太厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2017年）

12月8日、デビュー戦は庄司大輔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のカトレアデビュー（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は493kg。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで悠々と抜け出し、最後は2着のゴールデンスパローに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2018年）

1月15日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月5日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳戦のメビウス杯（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で庄司大輔騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の西瓜特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で庄司大輔騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

8月31日、中4週で迎えた5戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のテーブルマジックLUNA記念（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るプロシージャーを猛烈な末脚でハナ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

10月2日、中4週で迎えた6戦目は、一般C1三四（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月7日、中4週で迎えた7戦目は、馬いぞ ニンニク3連単発売記念（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は庄司大輔騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4歳（2019年）

11月12日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、すみだ賞（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

12月25日、中5週で迎えた9戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、メリークリスマス賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。