ナイトマドンナ（1987年生、母スピードヤマトシ）

Knight Madonna

1987.05.07

ナイトマドンナ（1987年5月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のクリスタルパレス（当時13歳）と交配したスピードヤマトシが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は斉藤 等。戦績は、中央平地11戦1勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

野平祐二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

8月20日、デビュー戦は岡山定夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた2戦目は、田中清隆騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（新潟芝1200m 雨/不良）に出走。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

3歳（1990年）

3月11日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、杉浦宏昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

3月24日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦宏昭騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた6戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は古川寛和騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のトップマドンナに3馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月14日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は岡山定夫騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月29日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の妙高特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡山定夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。