ヤマノジェイド（2002年生、母ヤマノタンポポ）

ヤマノジェイド（2002年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時15歳）と交配したヤマノタンポポが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹島幸治。戦績は、中央平地2戦0勝、地方4戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の一般D2-1。

経歴

デビュー前

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

7月23日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

9月4日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

4歳（2006年）

4月19日、約7か月半の休養明けで迎えた3戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、門別平取町軽種馬生産振興会賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったレスポンスから1馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた4戦目は、日高管内軽種馬生産振興会賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレスポンスを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

5月18日、中1週で迎えた5戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマクロボムに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月6日、中2週で迎えた6戦目は、一般D2-1（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネマジョリカに3馬身の差をつけて2勝目をマークした。