カリブノキセキ（2011年生、母カリブレディ）

カリブノキセキ（2011年2月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名より＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時19歳）と交配したカリブレディが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方35戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年の3歳C2四。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、吉田喜代司によって1,732.5万円で落札された。

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

5月18日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では決め手が足りず18着に終わった。

7月7日、中6週で迎えた2戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた3戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた4戦目は、3歳C2四（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のタイセイデュークをハナ差振り切って初白星を挙げた。

9月6日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウインマティーニに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月29日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクインズブレスを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月27日、中1週で迎えた8戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったクインズブレスに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中1週で迎えた10戦目は、モーちゃん杯（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったシャイニーパティオに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月28日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

4歳（2015年）

4月13日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、一般C2三四（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は高松亮騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた14戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（9戦3勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた18戦目は、横手かまくらFM4周年賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた19戦目は、ブラックプリンセス賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（4戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアルテッツァを3/4馬身振り切って4勝目を収める

7月19日、中1週で迎えた20戦目は、東日本大震災復興祈念勇気（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったミツアキジュニアーにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

8月17日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（10戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

9月26日、中5週で迎えた22戦目は、大東ふるさと分校賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた23戦目は、グリーンチャンネル賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（11戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた24戦目は、未知の駒会希望郷いわて国体応援（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（12戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月22日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、希望郷いわて国体開催記念紫波町賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（13戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた26戦目は、パッピーをあげよう賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（14戦3勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたマイネルラヴィーン決め手に屈してクビ差の2着となった。

5歳（2016年）

1月4日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（15戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

3月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた29戦目は、さくらの日賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（16戦3勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（17戦3勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

4月17日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

5月29日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた32戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（7戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

7月16日、中6週で迎えた33戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（18戦3勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた34戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（19戦3勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず3着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた35戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた36戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。