ベレロフォン（2011年生、母キョウワノメガミ）

ベレロフォン（2011年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「天馬ペガサスに乗り怪獣キマイラを退治した英雄」。毛色は青鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時11歳）と交配したキョウワノメガミが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）飛渡牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方37戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2015年の頑張れ高知けいば特別(一般C3イ)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飛渡牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

12月14日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は406kg。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

3歳（2014年）

5月25日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた3戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 小雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

7月13日、中4週で迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた5戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた6戦目は、中村尚平騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中村尚平騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

9月14日、連闘で迎えた8戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中村尚平騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた9戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝三宅様結婚特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したディーエスプロパーを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

10月14日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は中村尚平騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3 14（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中村尚平騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた12戦目は、高野の回り舞台特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキネオブレイブに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月8日、連闘で迎えた13戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C3 13（高知ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

11月15日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のスマッシュヒットに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月23日、連闘で迎えた15戦目は、須藤凜々花爆誕日特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は中村尚平騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったトロピカルメジャーに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

12月14日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったブルーラッドに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月31日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

4歳（2015年）

1月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で永森大智騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

1月20日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で永森大智騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

1月27日、連闘で迎えた22戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

2月3日、連闘で迎えた23戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

2月8日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月8日、連闘で迎えた26戦目は、頑張れ高知けいば特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（9戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアウグルを豪快な末脚で半馬身差し切って2勝目をマークした。

3月15日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

3月21日、連闘で迎えた28戦目は、岡山県ももたろう特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた29戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

4月11日、連闘で迎えた30戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C3ヘ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

4月18日、連闘で迎えた31戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は西森将司騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた32戦目は、オッズパーク特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

5月16日、中0週で迎えた34戦目は、高知競馬に感謝特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西森将司騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3ヘ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で西森将司騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

5月30日、連闘で迎えた36戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

6月20日、中2週で迎えた37戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は西森将司騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた38戦目は、一般C3ヘ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

7月4日、連闘で迎えた39戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

7月11日、連闘で迎えた40戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は西森将司騎手（8戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

7月19日、連闘で迎えた41戦目は、一般C3-7（高知ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（9戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた42戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（10戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。