シャンハイジェル（1998年生、母ロイヤルジェリー）

Shanghai Jell

1998.04.21

シャンハイジェル（1998年4月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のシャンハイ（当時9歳）と交配したロイヤルジェリーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ジィワンファームから「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

元石孝昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

8月18日、デビュー戦は吉永護騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のスプライトリーに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月30日、中2週で迎えた3戦目は、3歳以上500万下の湯之谷特別（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に敗れた。

11月17日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

12月9日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（3戦1勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて14着に敗れた。

4歳（2002年）

3月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず14着に終わった。

4月6日、中4週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（5戦1勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。