ハヤブサソンタクン（2021年生、母ギンザヴィクトリア）

ハヤブサソンタクン（2021年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+忖度と君の組み合わせ。忖度しないで走る」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモーリス（当時10歳）と交配したギンザヴィクトリアが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は新冠橋本牧場。

経歴

デビュー前

寺島良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

6月4日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた2戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

8月13日、中6週で迎えた3戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

9月17日、中4週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田口貫太騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた5戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

11月26日、中6週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は田口貫太騎手（3戦0勝）。18頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

12月17日、中2週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（4戦0勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

3歳（2024年）

2月4日、中6週で迎えた8戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。18頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

3月2日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川又賢治騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。