トーセンユーリ（2018年生、母ライアンズチャーム）

トーセンユーリ（2018年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のトーセンファントム（当時11歳）と交配したライアンズチャームが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社エスティファーム。主な勝ち鞍は2021年の踏ん張れがんばれ!笠松競馬(一般C29)。

経歴

デビュー前

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

9月12日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 雨/稍重）に出走。馬体重は450kg。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

12月26日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず14着に終わった。

3歳（2021年）

1月23日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で横山和生騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

9月10日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から30kg減らして迎えた5戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

10月26日、中4週で迎えた7戦目は、踏ん張れがんばれ!笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヴェイルオブナイトに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月10日、中1週で迎えた8戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、オオデマリ賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた9戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアシハライを目の覚めるような末脚で3/4馬身差し切って1着ゴールを果たした。

12月15日、中2週で迎えた10戦目は、オリオン特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（4戦2勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた11戦目は、祝!!よしあき&さやか結婚記念（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったアサクサチャンスにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2022年）

1月13日、中1週で迎えた12戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のモリデンマグマに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月28日、中1週で迎えた13戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、アザレア特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた14戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（7戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

3月18日、中4週で迎えた15戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（8戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

3月31日、中1週で迎えた16戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（9戦3勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったマオノジーナスに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

4月14日、中1週で迎えた17戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（10戦3勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目立つような脚を使えず3着に敗れた。