ラブインペラートル（2011年生、母カヤドーミーティア）

ラブインペラートル（2011年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「愛＋皇帝（ロシア語）」。毛色は栗毛。種牡馬のトーセンダンス（当時9歳）と交配したカヤドーミーティアが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地6戦0勝、地方10戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の3歳C2二。

経歴

デビュー前

2歳のとき、岡田スタッドから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

9月28日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

11月11日、中5週で迎えた2戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳C2（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた3戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、2歳C2二（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

12月23日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、2歳C2三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

3歳（2014年）

1月3日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた5戦目は、3歳C2三（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったサクララフェスタに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

1月13日、中0週で迎えた6戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るドルチェクオーレを次元の違う末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

2月6日、中2週で迎えた7戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた10戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったマイネアバンガルドに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4月3日、連闘で迎えた11戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のサクラボスを3/4馬身振り切って2勝目をゲットした。

5月17日、中5週で迎えた12戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場勇人騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた13戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場勇人騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

7月12日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下の三陸特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

7月19日、連闘で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場勇人騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。