パリジェンヌ（2001年生、母フレンチカラー）

Parisienne

2001.04.10

パリジェンヌ（2001年4月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「パリの女性」。毛色は栗毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時8歳）と交配したフレンチカラーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は石川 栄一。戦績は、中央平地4戦0勝2着2回、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の一般B11(牝)。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

1月12日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のガッツで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、勝ったプリンセスローゼにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月31日、約6か月半の休養明けで迎えた2戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したアクセルモアにクビ差届かず2着に惜敗した。

8月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4歳（2005年）

1月3日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から9kg絞って迎えた4戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2三アイ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

2月7日、中4週で迎えた5戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

3月28日、中4週で迎えた7戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般B11（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノサンサンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の織姫賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。