シルクイグニション（2004年生、母イナズマヒバナ）

シルクイグニション（2004年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋点火、発火」。毛色は鹿毛。種牡馬のスエヒロコマンダー（当時9歳）と交配したイナズマヒバナが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）小泉牧場。戦績は、中央平地16戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,000万円（2万×500口）で一口馬主が募集された。

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

7月15日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた2戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

10月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた4戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

3歳（2007年）

3月6日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップレーズン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた7戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

4月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田中健騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田中健騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で田中健騎手（4戦0勝）。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

6月9日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で田中健騎手（5戦0勝）。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（阪神ダート2000m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で田中健騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 小雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で田中健騎手（7戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で田中健騎手（8戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

8月12日、中1週で迎えた16戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で田中健騎手（9戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた17戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。