サーストンファラオ（2014年生、母レッダンゴールド）

サーストンファラオ（2014年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋古代エジプトの王、君主の称号」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングズベスト（当時17歳）と交配したレッダンゴールドが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は田中スタッド。戦績は、中央平地3戦0勝、地方6戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の一般C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田中スタッドから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、斉藤宣勝によって1,134万円で落札された。

菊沢隆徳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

4月9日、デビュー戦は菊沢一樹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は468kg。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

4月29日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

6月17日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で菊沢一樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

12月3日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から55kg増やして迎えた4戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

12月21日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2十一（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、トミケンリディカにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月27日、連闘で馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアゲットイモンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2018年）

1月11日、中1週で馬体重を前走からさらに20kg減らして迎えた7戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、ガーネット特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた8戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヒルノコートドールに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月9日、中1週で迎えた9戦目は、草萌賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。