カネサイパール（2000年生、母トウエン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、前川牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

斉藤敏厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2003年）

12月12日、デビュー戦は米谷康秀騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は434kg。8頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

4歳（2004年）

1月14日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米谷康秀騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた3戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。6頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず3着に終わった。

3月22日、中5週で迎えた4戦目は、佐藤正人騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1200m 小雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアイリーワンラブを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

4月13日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正人騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したフィリアフォンテンを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月22日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、山中尊徳騎手を鞍上に迎えて、一般C3四ア（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

10月26日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般C3五（船橋ダート1400m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は佐藤正人騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

5歳（2005年）

4月22日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた8戦目は、一般C3-11イ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は山中尊徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月31日、中5週で迎えた9戦目は、一般C3六（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山中尊徳騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた10戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C3五（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3六ア（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したユウユウにアタマ差届かず2着となった。

8月11日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3十11（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイタクガリレオに6馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

9月20日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

10月24日、中4週で迎えた15戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、勝ったミルターキンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月21日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6歳（2006年）

6月16日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた17戦目は、一般C3五イ（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

7月26日、中5週で迎えた18戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3六ア（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったブライティアアップに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

8月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3五イ（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は山田信大騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。