ハヤテテキサス（1986年生、母ヒカリチグサ）

Hayate Texas

1986.03.26

ハヤテテキサス（1986年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のグランデイ（当時14歳）と交配したヒカリチグサが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）地興牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

野平好男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

1月14日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたサーフィールド決め手に屈して半馬身差の2着となった。

1月29日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

3月4日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカオルダイオーを交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3月25日、中2週で迎えた4戦目は、4歳400万下のもくれん賞（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

7月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のアマリリス賞（新潟芝2000m 外回り 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた6戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

4歳（1990年）

1月15日、約6か月の休養明けで迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月11日、中3週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

3月11日、中3週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（6戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず11着に敗れた。