トシザパーソン（2001年生、母ケイパーソン）

トシザパーソン（2001年5月11日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時17歳）と交配したケイパーソンが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地21戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

3月13日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

4月3日、中2週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、6着に入り込んだ。

4月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

7月11日、連闘で迎えた8戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 雨/重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したフジヤマスミレにクビ差届かず2着となった。

7月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

8月15日、中2週で馬体重を前走から22kg絞って迎えた10戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、テイエムヘネシーに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

9月4日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた11戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るキャピタルフライトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月12日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

4歳（2005年）

1月9日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月17日、約6か月半の休み明けで迎えた14戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったチョウカイフレンチに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

8月20日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したタマモゴールドに3/4馬身届かず2着に敗北した。

9月3日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた18戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

5歳（2006年）

8月20日、約11か月の休み明けで迎えた19戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

9月24日、中4週で迎えた20戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。