トスターヒメ（1992年生、母ミスチユウセイ）

トスターヒメ（1992年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は青鹿毛。種牡馬のトスター（当時19歳）と交配したミスチユウセイが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）道見牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は1995年のアラ系4歳未勝利。

経歴

デビュー前

中野隆良厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

6月26日、デビュー戦は田口大二郎騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は428kg。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

7月2日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田口大二郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

11月26日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田口大二郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田口大二郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

3歳（1995年）

1月14日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で田口大二郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた6戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って5着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアポロマックセルに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3月5日、中1週で迎えた8戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

4月23日、中6週で迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下（福島芝1200m 曇/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて9着に終わった。

8月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた10戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月17日、中3週で迎えた11戦目は、とびうめ特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた13戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。