バッファゴー（2014年生、母サンフラワーガール）

バッファゴー（2014年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「バッファローとＧｏをかけて」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープブリランテ（当時5歳）と交配したサンフラワーガールが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は丸幸小林牧場。主な勝ち鞍は2019年の3歳以上C2一。

経歴

デビュー前

当歳のとき、丸幸小林牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、山口功一郎によって2,808万円で落札された。

新子雅司厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2017年）

11月21日、デビュー戦は笹田知宏騎手を鞍上に据えて、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は529kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビックティーチャーに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月14日、中2週で迎えた2戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のオンワードリベルタに2馬身半の差をつけて制した。

4歳（2018年）

2月21日、中9週で迎えた3戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

6月20日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で笹田知宏騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のメイショウレオネスに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月13日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹田知宏騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったシンボリブーケに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹田知宏騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったエクスペクトパレスに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

8月30日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で笹田知宏騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたファーレンハイト決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5歳（2019年）

2月7日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で笹田知宏騎手（8戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロマンスキットに9馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月6日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上C2四（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で笹田知宏騎手（9戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったナリタブルーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月26日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、裕之・香結婚記念（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で笹田知宏騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したシゲルカンパチに3/4馬身届かず2着に敗北した。

7月18日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で笹田知宏騎手（11戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るタイガーパンチを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

8月7日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で笹田知宏騎手（12戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したホーリーエンジェルにアタマ差届かず2着に甘んじた。

8月28日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で笹田知宏騎手（13戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のセイウンカイドウに1馬身1/4の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月19日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で笹田知宏騎手（14戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のフミタツアーロンに3馬身の差をつけて7勝目を収める

10月11日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で笹田知宏騎手（15戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で笹田知宏騎手（16戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C1（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で笹田知宏騎手（17戦7勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で笹田知宏騎手（18戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

6歳（2020年）

3月12日、約3か月の休養明けで迎えた20戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は20戦連続で笹田知宏騎手（19戦7勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

4月2日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は21戦連続で笹田知宏騎手（20戦7勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で笹田知宏騎手（21戦7勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったトラノパワーに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

7歳（2021年）

3月28日、約11か月半の休養明けで迎えた23戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、春分特別（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた24戦目は、陽春特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

7月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、朝顔特別（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

7月27日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた26戦目は、一般B1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。