ショウサンガイナ（2008年生、母ダンツクインビー）

ショウサンガイナ（2008年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋凄い（愛媛県の方言）」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時9歳）と交配したダンツクインビーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷岡正次。戦績は、中央平地6戦0勝、地方4戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷岡正次から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、鈴木昭和によって2,572.5万円で落札された。

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

9月26日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

10月10日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚がパッとせず17着に敗れた。

3歳（2011年）

2月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた4戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず14着に敗れた。

4月23日、中4週で迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り小雨/良）に出走。17頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着に入った。

4歳（2012年）

5月24日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二十三（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に敗れた。

6月7日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた8戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で有年淳騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。