カツヴィーナス（2014年生、母アイアムノココロ）

カツヴィーナス（2014年2月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「勝つ＋ローマ神話の女神名。勝利の女神」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタートルボウル（当時12歳）と交配したアイアムノココロが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方3戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上水牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、北側雅勝によって604.8万円で落札された。

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

7月31日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

12月4日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

3歳（2017年）

1月26日、中7週で迎えた4戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったゴールドコーナーに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

2月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。