ツインタイトル（2003年生、母サツキタイトル）

ツインタイトル（2003年4月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「対の＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時10歳）と交配したサツキタイトルが22歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高橋義浩。戦績は、中央平地6戦0勝、地方11戦1勝2着3回。2005年のウィナーズチャレンジで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

5月12日、デビュー戦は桜井拓章騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったパフィオペディラムから7馬身差の2着となった。

5月26日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックキーラーをハナ差制して初勝利を挙げた。

7月7日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったライトモーションから1馬身差の2着となった。

9月15日、中3週で迎えた7戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（3戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた8戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月19日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の平取義経特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ソリッドマーカーに交わされて2馬身差の2着となった。

11月1日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のホテル四季の風特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は川島洋人騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた11戦目は、2歳戦の門別ファンクラブ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2006年）

1月22日、中9週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた12戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の若菜賞（京都ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

2月19日、中3週で迎えた13戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

7月30日、約5か月半の休み明けで迎えた14戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の出雲崎特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた15戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた16戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた17戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。