フォージドマズル（2000年生、母ミングリンググランセス）

フォージドマズル（2000年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時10歳）と交配したミングリンググランセスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）光伸牧場。戦績は、地方28戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般C3四五。

経歴

デビュー前

高柳恒男厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2003年）

5月31日、デビュー戦は柏木健宏騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1190m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は504kg。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず3着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

7月30日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1390m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で柏木健宏騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

9月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で柏木健宏騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

10月24日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1390m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井竜一騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

12月30日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井竜一騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

4歳（2004年）

6月11日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から31kg戻して迎えた12戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた13戦目は、久保勇一騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

7月6日、中0週で迎えた14戦目は、一般C3八九（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着を確保した。

7月22日、中1週で迎えた15戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-12 13 14（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のカズサパラダイスに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3九十（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた18戦目は、一般C3四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（3戦1勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3四五（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で的場直之騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

5歳（2005年）

3月8日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で的場直之騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は失速してしまい14着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3四五（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場直之騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のヨシフーリガンに2馬身の差をつけて2勝目をマークした。

4月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-11 12 13（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で的場直之騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のウエスタンジャパンに1馬身半の差をつけて優勝

5月10日、中4週で迎えた23戦目は、一般C3七八（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場直之騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、ゲットオンに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月28日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で的場直之騎手（9戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

6月7日、中0週で迎えた25戦目は、一般C3四五（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で的場直之騎手（10戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月13日、中9週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた26戦目は、一般C3六七（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で的場直之騎手（11戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で的場直之騎手（12戦3勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で的場直之騎手（13戦3勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。