ダイナエストラーダ（1984年生、母シルキーターフ）

ダイナエストラーダ（1984年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヴアイスリーガル（当時18歳）と交配したシルキーターフが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地11戦0勝、中央障害4戦1勝。主な勝ち鞍は1987年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

松永勇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

12月7日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく12着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

3歳（1987年）

1月6日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田富男騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で安田富男騎手（4戦0勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

2月14日、連闘で迎えた6戦目は、武藤善則騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた7戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は武藤善則騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で武藤善則騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

10月4日、約5か月半の休み明けで迎えた11戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた12戦目は、富田正信騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で富田正信騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で富田正信騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルトヨグリーンに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（1988年）

5月15日、約5か月の休養明けで迎えた15戦目は、瀬古正明騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 小雨）に55kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。