ヤマタケクララ（2017年生、母ケージーハッピー）

Yamatake Clara

2017.03.17

ヤマタケクララ（2017年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+ラテン語で『明るい、光り輝く』の意をもつ女性名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時20歳）と交配したケージーハッピーが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本牧場。主な勝ち鞍は2019年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、山中佳代によって475.2万円で落札された。

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

12月1日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクサヒバリを上がり4位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2020年）

3月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、F.ミナリク騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの黄梅賞（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

6月6日、中7週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（1戦1勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。

9月20日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝1200m 外回り 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

12月26日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

4歳（2021年）

1月9日、中1週で迎えた8戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は失速してしまい13着に終わった。

3月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

6月6日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（2戦1勝）。18頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

7月11日、中4週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

10月23日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず14着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず12着に終わった。

5歳（2022年）

2月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

3月20日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般B2一（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイセイロワイヤルをクビ差だけ差し切って久しぶりに美酒を浴びた。

4月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2一（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた17戦目は、八重山吹賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月15日、中3週で迎えた18戦目は、ホワイトクローバー賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた19戦目は、ジョージア賞（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

11月20日、約6か月の休み明けで迎えた20戦目は、一般C1八（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、松本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、山中佳代によって475.2万円で落札された。

晴山厚司厩舎（岩手）へ入厩。