ギンガレールウェイ（2019年生、母チャーミングオーラ）

ギンガレールウェイ（2019年5月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフリオーソ（当時15歳）と交配したチャーミングオーラが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はチェリーフィールズ。2021年の日高町残雪夏山登山賞に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

米川昇厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2021年）

6月9日、デビュー戦は石川倭騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るピーナッツアイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月22日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、2歳オープンの日高町残雪夏山登山賞（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るビックランサーを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月14日、中2週で迎えた3戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

12月1日、中6週で迎えた4戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のジュニアスプリント（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアクティブベルンに7馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

12月31日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳S1の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。

3歳（2022年）

5月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の馬い!初生み卵サンサンエッグ記念（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

6月16日、中5週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦のヴィントシュトース賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は張田昂騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のレアリゼシチーに3馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

4歳（2023年）

3月7日、約9か月の休養明けで馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた8戦目は、江戸見坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（3戦2勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい最後はブルベアダイズと並んで11着同着となった。