タカショウワールド（1989年生、母フアバーセダン）

タカショウワールド（1989年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のライラリツジ（当時8歳）と交配したフアバーセダンが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は福岡駿弥。戦績は、中央平地7戦0勝、地方27戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年の一般D3ニ。

経歴

デビュー前

西塚安夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

11月30日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

3歳（1992年）

1月6日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

4月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

11月30日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、4歳C4（上山ダート1250m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた9戦目は、4歳C4（上山ダート1250m 小雪/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1993年）

4月20日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、一般D3ホ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元栄二騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレンピューマから3馬身差の2着となった。

5月5日、中1週で迎えた11戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般D3ホ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般D3ホ（上山ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般D3ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は野元栄二騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のキューガーデンに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月15日、中1週で迎えた14戦目は、一般D3（上山ダート1500m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキューガーデンから2馬身半差の2着に敗北した。

7月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた17戦目は、一般D3ホ（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は野元栄二騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた18戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキューガーデンから3馬身差の2着となった。

11月23日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野元栄二騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で野元栄二騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1994年）

4月18日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、冨士木秀四郎騎手を鞍上に迎えて、一般D2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月16日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた22戦目は、一般D2ニ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で冨士木秀四郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた23戦目は、中鉢利弘騎手を鞍上に迎えて、一般D2ハ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた24戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般D2ニ（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた25戦目は、一般D2ニ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は野元栄二騎手（9戦1勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた26戦目は、一般D2ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（10戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月28日、中4週で迎えた27戦目は、一般D2ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元栄二騎手（11戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた28戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で野元栄二騎手（12戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は三浦誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般D3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた31戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は野元栄二騎手（13戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月3日、中0週で迎えた32戦目は、一般D3イ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は三浦誠騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた33戦目は、山口修騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 小雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口修騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。