パキラ（2021年生、母バーニングテイスト）

経歴

デビュー前

1歳のとき、漆原牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（2023年）

7月2日、デビュー戦は佐藤翔馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

10月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた3戦目は、2歳C2二（盛岡ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のカガロケットを半馬身振り切って初白星を挙げた。

11月5日、中1週で迎えた4戦目は、2歳C1一（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた5戦目は、2歳C1一（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、サンエイキャノンに交わされて1馬身半差の2着となった。

3歳（2024年）

1月4日、中6週で迎えた6戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のやまびこ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、チャーミングビビにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

1月24日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた8戦目は、谷内貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

2月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で谷内貫太騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

4月4日、中4週で迎えた10戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアルコバレーノ賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。