ブラックルシアン（2016年生、母フルマークス）

ブラックルシアン（2016年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ウォッカをベースとしたコーヒー風味のカクテル」。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時15歳）と交配したフルマークスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松浦牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上C3五。

経歴

デビュー前

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

6月17日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて9着に終わった。

9月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に敗れた。

3歳（2019年）

1月27日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で丸山元気騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

2月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山元気騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

6月7日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、木本直騎手を鞍上に迎えて、3歳B C1（園田ダート1870m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず最後はゲンパチファインドと並んで4着同着となった。

6月26日、中2週で迎えた6戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したホクザンマロンを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

8月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

8月22日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、3歳C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月4日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、3歳C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、エリジウムに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月26日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた11戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は木本直騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた13戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は木本直騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた17戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

4歳（2020年）

1月15日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は木本直騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、勝ったメイショウガッツに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

1月30日、中1週で迎えた19戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

2月12日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、4歳以上C3（園田ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は木本直騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木本直騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で木本直騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

5月27日、中9週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた23戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C3四（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた26戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3五（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のジョーダンピースを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

8月12日、中2週で迎えた27戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

9月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本幸祐騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた30戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るラインサラマンダーを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

11月8日、中2週で迎えた31戦目は、ほとめきナイター最終レースは20時40分（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた34戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、ほとめきナイター最終レースは20時40分（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

5歳（2021年）

1月12日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた36戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた37戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は石川慎将騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は児島真二騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は石川慎将騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

5月30日、中5週で迎えた42戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた43戦目は、鳴神月賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。