ピーコックブルー（2007年生、母エアレジェーロ）

ピーコックブルー（2007年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「孔雀色のブルー」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアッミラーレ（当時10歳）と交配したエアレジェーロが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）酒井牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着2回、地方29戦0勝。主な勝ち鞍は2010年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

1月17日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入った。

2月7日、中2週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚を見せたが、伸びてきたオメガブルーライン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったウィズインカチドキにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

6月19日、中4週で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

6月27日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のリネンタキシードに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月18日、中2週で迎えた7戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（函館芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

10月31日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて15着に敗れた。

12月20日、中6週で迎えた9戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、冬菊特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

4歳（2011年）

1月12日、中2週で迎えた10戦目は、初春特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた11戦目は、銀嶺特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般B3二（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

4月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、木蓮特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた14戦目は、一般B3三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた15戦目は、マルチステッキ特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

7月19日、中6週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の文月特別（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で見沢譲治騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた17戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、納涼特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた18戦目は、鴻巣市観光協会賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1 C2（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着を確保した。

10月20日、中3週で迎えた20戦目は、金木犀特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた21戦目は、ギャロップ賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた22戦目は、トパーズ特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

12月23日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、楽天競馬特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

5歳（2012年）

1月11日、中2週で迎えた24戦目は、牝馬限定戦のヒヨドリ賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

2月22日、中5週で迎えた25戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた26戦目は、彩の国ニュースほっと賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（9戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた27戦目は、春興賞（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（10戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1五六（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で石崎隆之騎手（11戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（8戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた30戦目は、夕刊フジ賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（9戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた31戦目は、夕蛍賞（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（12戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた32戦目は、夏木立特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（13戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた33戦目は、朝顔特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（14戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

9月13日、中4週で迎えた34戦目は、すすき特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（15戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた35戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C2（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（16戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた36戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、貴・皓 5歳おめでとう記念（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた37戦目は、牝馬限定のハンデ戦の彩の国黒豚賞（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（17戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。