ボウストストーリー（1986年生、母ハツピーコガネ）

ボウストストーリー（1986年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハシコトブキ（当時12歳）と交配したハツピーコガネが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）待兼牧場。戦績は、中央平地22戦1勝、中央障害6戦1勝。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

内藤繁春厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

11月13日、デビュー戦は溝橋秀吉騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で溝橋秀吉騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

3歳（1989年）

1月29日、中9週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、出口隆義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に敗れた。

2月4日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で出口隆義騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず12着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で出口隆義騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は溝橋秀吉騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

7月22日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で溝橋秀吉騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で溝橋秀吉騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で溝橋秀吉騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた10戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた12戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

10月14日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のスロクマゼランをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳（1990年）

2月10日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg絞って迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は溝橋秀吉騎手（6戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた15戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

3月11日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた18戦目は、徳吉一己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた19戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1200m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は溝橋秀吉騎手（7戦0勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

6月16日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後はタレてしまい15着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（7戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月11日、連闘で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（8戦0勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダートップガイに約10馬身の大差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月2日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた27戦目は、藤原哲朗騎手を鞍上に迎えて、ハンデ重賞の中京障害ステークス（中京障害芝3600m 曇/重）に55kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた28戦目は、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 曇/稍重）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（9戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。